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ハスラーがやってきた!
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ハスラーの装備

 家にテレビがないので見聞だけど、ハスラーのCMが流れているらしくそれなりに知名度があるようだ。
 また、愛車ハスキーを主題としたブログなどを良く見かけ、軽自動車では珍しく人気のある車なのではないかと感じた。何にしろ外観が独特で可愛いくて、1/1スケールのおもちゃのチョロQみたいだ。その外観からはキャンピング、オフロードなどをイメージするアウトドア系に見受けられ、アキバ大好きオタクなインドア系の私からすると場違いな車なのかもしれない。4WDじゃないから良いか。

 契約を済ませ、納車までの数日の間に、「誰も書かなかったハスラーの欠点」というサイトを見つけた。
ハスラーG 2WD 凄い、よくぞここまでコケ降ろしたものだと云うくらいハスラーの欠点を重箱の隅をつつくように書きまくっている。当然、幾つかのハスラーファンのブログ等にてこのサイトへのネガティブキャンペーンを張りまくっているのだが、逆に言うと難くせ風のも含めあらかじめ欠点等を知っていた方が割り切ることができメリットにもなると思い、何度も読み返してしまった。乗ってから初めて気付く、こんなはずではなかったよりは良いからだ。
 もっともハスラーの前はアルトバンだったので、そこに記されている1/3ぐらいの欠点等はハスラーの方がよっぽどマシだ、になっている。
 車高が高目でサスペンションも固目なので昔乗っていたジープやチェロキーを彷彿させてくれて懐かしい。よってシートを倒し気味にしてゆったりハンドルを握る、ではなく、シートは垂直気味にしてエルフトラックでも運転している感じになる。

 衝突被害軽減ブレーキ(レーダーブレーキサポート)がハスラーGにも装備されていて、フロント上部の2つのカメラで正面の物体を検知し、場合によっては自動ブレーキが作動する、と謳っている。
 改めてマニュアルを読むと、検知して自動ブレーキが作動するのにはかなりの条件が必要で、ぶつかるだろう全ての対象物の20%ぐらいしか該当しないので、実用的にはあってもなくても良いものだ。2014年度の先進安全車「ASV」を獲得したとある。残り80%をフォローしていない未完成な機能なのにずいぶんとゆるい賞だ。

 S-ene CHARGE(環境エコのアイドリングストップ機能)が付いている。初めてこういうのに乗ったのだけど、全然慣れない。エコ云々は電気自動車にお任せしたい気持ちで一杯になる。
ハスラーG 2WD 自分が操作していないのに勝手にエンジンが止まるのはやはり不気味である。そして何かのアクションをすれば勝手に再びエンジンがかかるようにはなっているのだけど、次はちゃんとかかるのだろうか?という不安が心の片隅に常駐し、常に運転者のストレスを上げている。
 特に大きな交差点での右折とかではちょっと進んでは停まりちょっと進んでは停まりを繰り返したりするので、近い将来イグニッションスイッチはすぐ壊れてしまうのではないかとビクビクすることしきり。
 結局このアイドリングストップのスイッチを運転時にはOFFにしている。ONにすると燃費は20km/ℓを超えるようだが、私は気にせず街乗り17km/ℓで満足。
 エンジンをかける度にONになってしまう為、常にOFFにする煩わしさに耐え切れず、アイドリングストップキャンセラーを取り付けた。

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