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【お土産】
【雑誌】
【満鉄グラス】
 言わずと知れた満鉄(満州鉄道)のマーク。
とは言うものの今回ガイドさんの説明で初めて知った。Mというマークにレールの輪切り。なかなかお洒落なデザインだ。
スケジュールに入っている総合お土産屋のアンティックコーナーにて。
「これ、300元(3,800円)ね、このマーク分かる?」
「もちろん、分かっているよ。でも高いなぁ」
「満鉄マークの本物のグラスだよ」
「150元なら買うんだけどなぁ」
「あ、それは無理。他のを探した方が良いね」あっさり言うので、あれ、もしかして本物?
「それじゃ180元でどお?」
「うーん、それは厳しいなぁ、230元だなぁ」口調からして200元がボーダーラインか。
「200元なら、今すぐ買うよ」
「・・・了解、OK〜」
フェイクだとしても200元(2,500円)なら、ま、いいか。
素材を良く見てみると、気泡が入っていたり粒状にヘコんでいたりして、100円ショップのショットグラスの方がずっと透明感があって上質だ。もしかしたら本物かな、と思っているぐらいが精神衛生上良いのかも。
【ドライバー】
パソコン機器やiPod、携帯電話とかで良く使われる星形のTドライバー。
表示には、T5〜T10の6本セットとなっているけど、実際はT5〜7と3本のマイナスドライバー。
メチャクチャいい加減だ。屋台だから暗くて良く見えなかった。12元(150円)だから良いけど。
【根付け】
 娘が小さい時はなんでも買ってくれば喜んでくれたけど、中学になると自分の好みがはっきりしてきて、かつおとーさんはその好みが全く分からなくなる。
ダメ元で根付けを買う。初日漢字が見つからなくて「明日も来るのなら探しておくよ」。
天津街の夜店だけど、翌日再び行ったら袋に入れて用意してくれていてなかなか親切だ。20元を15元(190円)にしてもらった。
翌日の旅順国立博物館前の屋台では同じものが売っていて、こちらはなんと60元(760円)、試しに値切っても40元(500円)止まり。
「おばちゃん、大連の天津街だと普通で20元だよ」
「それは嘘だ、不可能だ!」
【孫文タバコ】
 その旅順国立博物館前の屋台の隣の屋台で売っていた孫文の記念タバコ。
中国では、孫文ではなく孫中山と呼ぶらしい。
若いおねーちゃん、いきなり80元(1,000円)と吹っかけてきた。皇室の恩賜タバコじゃあるまいし、まして実際の総統府発行のものでもないのが1,000円はぼったくりでしょ・・・あれ、よく見たら「大總統 臺灣省葯酒股份有限公司」、台湾からなんちゃって輸入してきたものだ。
台湾のなら1,000円は割高価格ぐらいだけど、ここは中国。気合いは40元でボーダーラインが50元だよ。
値切りまくってなんとか55元(700円)まで下げて、あともうちょっとの50元!の時に遠くからガイドさんの声が聞こえてきて「みなさーん、出発しますよ〜、急いでください〜」。タイムアウトで55元。
孫文の丸いシール、センターからズレて貼ってあった。恩賜タバコと一緒に飾ってある。
【三鞭鹿尾】
ウイスキー、中国語では「威士忌(wei1shi4ji4)」、今回大連では全然通じなかった。発音が悪いと思うのだけど、それなら何故今まで台湾や北京で通じていたんだ?
通じないので適当に見ながら、これかな?で探す。初日に買ったのは甘い養命酒みたいな酒で半分も飲めなかった。
翌日は仕方がないので電子辞書を見せてウイスキーを探す。おじさんが取り出したのは「三鞭鹿尾」という酒。あれ、昨年の北京で買ったのが「三鞭酒」なので、これの親戚?確か梅のワインという35度の中国ウイスキーだったような記憶がある。
ただ、ワインは葡萄で造るからワインなのであって、梅なら梅酒とか別の名前になるのだが、ここは中国、そんなのを事細かに気にしてはならない。
ちょっと調べてみたら、シャンパンの旧式当て字、え、炭酸入っていないよ。
中国には酒税とかがないようでポケット瓶のが10元(130円)。
飲むと元気になるイメージからか、ムキムキマン風のボトル。
【ANAのナイフ】
これを土産と呼べるかどうか分からないけど機内食のナイフ。
最近はハイジャック防止と予算削減でプラスチック製なのが多い中、金属製なのが珍しい。
今回の私のように黙って持っていってしまう人もいるみたいだけど、スッチャーに言えばちゃんとしたのをくれる。
でもちゃんとしたのはスプーン、ナイフ、フォーク、塩コショウ等が入った袋ごとくれるので、使わないであろうフォークやスプーンまでももらうのはもったいないので、ナイフだけをそっと持って帰ってきた。パターナイフ用に便利。
以前ちゃんとしたのを貰ったのは、今は日本から就航していないイベリア航空のもの。
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