ブエリングとお土産
イベリア航空系LCCのブエリング航空には、2018年と2020年、そして今回と3回もお世話になった。初回トラブルがあったけど、どことなく愛着が出てきた。LCCなので機内サービスはゼロだけど、1時間半の飛行だから何もなくて充分だ。
グラナダ空港は、昔マラガ~グラナダを何回もバスで通った時にここを横に見て、また新婚旅行で来た時に降り立ったところでもあり、今やバラハス国際空港よりも親近感を覚えている。再来年また来られることを祈ろっと。
備忘録として、この時期つまり5月のグラナダの気候は、ほぼ日本の首都圏と同じなので、長袖シャツでOKだ。
スペイン人は半袖やTシャツが多いが、日本人が半袖とかだと風邪を引く場合もあるには、とても乾燥した地域だからだ。鳴れるまでの3日間ぐらいは喉がいがらっぽくなる。それゆえに喉が渇くので、ホテルに戻る前のペットボトルの確保は大切。
スペイン語には「土産」という単語が2つあるようで、それは誰かにあげるためのプレゼント的な「regalo(レガーロ)」と、思い出の土産モノとする「recuerdo(レクエルド)」である。
意味は大して変わらないのだが、旅先で買ってきたものを指す場面によって使い分けるとよりニュアンスが伝わるみたいだ。
訪れる場所もいつも同じになってくると、取り立ててご披露する土産なんてなくなってくる。
【皿】
「Guadix」と記してあるところに目がついた。
そして周辺がアンダルシア風の柄で綺麗だった。でなければ、28cmもある瀬戸物などは買ってこなかったであろう(省くエミリオの店)。
Guadixの大聖堂の前の土産屋でゲットしたのだが、こういうGuadixの地名の入ったお洒落な土産物が増えたようだ。以前までは、「Recuerdo de Guadix(Guadixの思い出)」が目に付き、ややイマイチ感があった。
8.5ユーロ(1,270円)
【猫のおもちゃ】
Guadixの100円ショップのような雑貨屋で購入。
グラナダの雑貨屋もそうだったけど、中国人(華僑)が店番していたので経営もしているのだと思う。中華レストランだけでは難しくなり、そして多くの中国人観光客が来ているところからかと推測した。
またペットの室内飼いがブームになっているのか、Guadixにもペットショップがあった。たまたま閉まっていたので、次回訪れてみたいと思う。
家に戻り、猫ハビーにあげるもちょっと遊んですぐ飽きてしまった。
1.5ユーロ(220円)
【万能ナイフ】
初めて、万能ナイフなるものを購入したが、単純にこれまた「Guadix」と記されてあったからだ。
調べてみたら、有名どころでは、Victorinox(ビクトリノックス)というメーカーのがあったが、購入したのは雑貨屋だったので、品質は無視して、お泊りセットのバッグの中に入れた。
5ユーロ(750円)
【スペインのプラグコンセント類】
スペイン規格の口は、豚鼻のような穴2つで変わらないのだが、そのコンセントが簡単に抜けないためのストッパーに、はまるような大き目な形状に変わったのがここ20年ぐらいかと思われる。しかし日本のとの変換アダプターはそれ以前の形状のままだったりするので、座りの悪い装着になる場合が少なくない。
その辺を回避するような最新の変換アダプターなどをスペインに来る度に雑貨屋で探している。電気嫌でも売ってはいるが正規価格風で高い。これに関してはパソコンの周辺機器も同様。カードリーダーが数千円なんて買えませんって。
ただ、こういうのって土産とは言わず、「○×国で買ってきたモノ」ぐらいになるが
1.95ユーロ(290円)
【ライトニングケーブル】
Guadixのスーパーのレジの横に吊るしてあったのでゲット。
ライトニングケーブルってiPhone専用規格と思っていたけど、こんな価格で売っているので他のでも使えるようだ。
ただ、EUの新経済規制で、来年とかからスマフォのケーブル規格がUSB-Cに統一されるので、このライトニングケーブルもあと2年ぐらいの寿命と思われる。価格で言えば、珍しく日本よりも安い、いや安すぎる。
1.5ユーロ(220円)
【肩掛カバン】
帰りのバルセロナ空港では6時間待ちだったので、つい余分なモノまで買ってしまった、とは言えず、価格も手ごろで可愛いデザインだったので、長考の末にゲット。
バルセロナ的デザインかどうかは分からないけれど、色合いと柔らかい皮の地のバランスが日本ではあまり見かけないと思った。カミさんに買ったが気に入らなければ私が使おうと思った。結局、カミさんも気に入った。
52ユーロ(7,800円)
【タイルプレート】
エミリオの店で買ったのだが、たいていは自分の名前のアルファベットをはめて、部屋の入り口に掛けるものが多く、そういうモノとして捉えていたこのプレートだったので、猫や犬のもあることに気付かなかった。
色違いの猫タイルだけのもゲットした。スポンジ系の両面テープで適当なところに貼ったらお洒落かもしれない。
10ユーロ(1,500円)
【ボールペン】
土産屋とかで定番的に売っているようなお洒落で可愛いボールペンを良く見かけたりするが、中身のボールペンの芯の品質は、言葉は悪いが殆どスカが多い。すぐ書けなくなるとかetc。
で、思いついたのが、中身を変えれば良いじゃん。帰国してから良質なJetstream(中身だけ売っている)などに替えれば良く、長さの違いは、カットした消しゴムや細い棒(割り箸とか)をスペーサーとして挟めば問題なく使えることが分かった。
我ながらグッドアイデアだと思ったが、この価格を忘れてしもうた。
5ユーロ(750円)ぐらい?
【タラセアの温度計】
GWを過ぎて気温が上がってくると、拙Mac Proの温度も比例してくるので、そばに温度計を掛けてと思って買ってきた。
よく見たら金属製のプレートが反っていたので(なんで?)、取り外して平面にしようとしたら、ポキッとガラスの芯が折れてしもうた。100円ショップで探すか。長さや太さが違ったら目盛と合致しないじゃん。
もっともお飾りとして割り切れれば良いのかも。
8ユーロ(1,200円)
【ワインの栓】
以前にも購入したことがあり、それは蓋がタラセア製だった。ポイントはコルクの長さなどの形状なのだが、どうもこの辺の作りはスペイン人はアバウトなので、ちゃんと入らず、倒すとすぐ抜けてしまう。しっかり押し込んではめると、今度はその栓を抜こうとすると蓋だけ取れてしまうシロモノだった。
蓋が陶器のこれはどうだろうか、とダメモト的に買ってきたので、これも価格を忘れてしまった。
2ユーロ(300円)ぐらい?
【タラセアのコースター】
これは誰かにあげる土産としては超が3つぐらい付く最適さがあり、1枚だけでも喜ばれるモノとしてお勧め感が満載である。
何回もグラナダへ行ったことがある、または、もう何枚も土産で貰っているなどいう方へは不向きだが、そういう人はあまりいないので問題なく喜ばれること請け合いのコースターだ。
2.9ユーロ(430円)
[mechero de España]
【スペインライター】
黒地に小さな国旗をプリントしたのは以前からあったのだろうか。シンプルでお洒落なのが可愛い。
以前に買ってきたライターは、写真のようにいかにもスペインのお土産!然としていたのだが、今回買ってきたのは、スタイリッシュでお洒落な実用的なものだった。
形状は従来通りで、底からガスを補充できるようになってはいるのだが、100円ショップのダイソーとかで買ってきたボンベの口が合わず、日本にてちゃんとガスが注入されたことがないのだ。
因に、スペインらしいジッポーを探していて、たばこ屋で聞くと、そんなのないよ~、と言われた。ツアーで連れていてくれる旅行客専用のお土産屋とかならあるのかなぁ。しかし、グラナダとバルセロナ空港内の免税店では見かけなかった。
この黒ライターは、行きのバルセロナ空港で、デュカドスと一緒に購入。
幾らだったか忘れたけど、1.5ユーロ(230円)ぐらい?
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