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バスでGuadixへ

 私のようなスペイン旅行の初心者にとって、グラナダのバスに乗るのは、なかなかの難関だ。
 たいていは、グラナダのバス駅とグランビア通りのイサベルとコロンブスの銅像の間ぐらいしか乗らず、数年前までは、それは「4番」バスであったが、3年前ぐらいから「33番」に変わり戸惑った。バス駅のおねえさんに聞いて初めて分かった。
 また、車内には「次は○×バス停」などが表示される電光掲示板等はなく、かつそのバスの路線図のプレートもなく、また運転手が「次はバス停に停ります」などのアナウンスも皆無。あるのは、「次降ります」ボタンと、「次停ります」の電光表示だけである。地元の人達には良いが、外国からの旅行者にとっては、なかなかの強者交通機関だ。
 見知った停留所とかなら良いが、初めての予約したホテルへ行くなど、あらかじめ行きたい場所とそのバス停を「Googleマップ」とかで調べておいて、かつ乗ってからもそれを見ながら降りるべきバス停の目星を付けるしかないように思えた。
 また、聞けば、「クレディッ・ブス(Credit bus)」という格安のチャージ式のバス乗車カードがあり、車内の運転手から購入できるそうなので、グラナダ市内のあちらこちらをバスで回る時には便利で、台湾の悠游カードみたいなもんだ。

グラナダのバス グラナダのバス グラナダバス駅 グラナダバス駅
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 コルドバやマラガ、マドリッド、グラナダ空港などへのバスが発着するグラナダ・バス駅でのチケット購入は自動発券機が主となる。以前はすんなり購入できたのだけど、システムが変わったのだろうか、これでOKですか、からの表示がやや分かりづらく、戸惑った。英語表記もあるので、こちらの方が分かりやすいかもしれない。
 ただ、職員のいる窓口が1つあるので、機械に不慣れな人向けに、ここでも購入できるかもしれない。

 グラナダから50kmのGuadixへは、その窓口で購入してね、と受付のおねーさんに言われた。
 しかし、例えば、日本の東京駅から神奈川の藤沢駅まで行きたいが、その列車は小田原行きなので、電光掲示板に表示されるのは「東京駅~小田原駅」となる。チケットにはちゃんと、Destino:藤沢駅、Línea:東京駅~小田原駅と記されているので、初めて訪れる町へ行く時などはチェックが必要だ。何番線から出るのかは、電光掲示板で確認。

 また、時刻表の表示プレートは殆どないが、あらかじめ窓口でリクエストをすると、大きなレシートに印字された1日の時刻表リストを貰えること多し。
 慣れるまでは大変なところがあるが、これらをクリアー(認識)できた時の達成感はそれなりにあり、ちょうどドラクエのダンジョンなどを攻略してゆく感に似ている。