台湾短期留学滞在記
【 投函 】 2010.1.6 22:23

 言葉が不自由な外国で写真入りの郵便物を出すのはなかなか大変だ。

 あちらこちらを行ったり来たりしていて昼飯を喰うのを忘れていた。

 学校からちょっと離れたところにある、とある飯屋。
 豚と牛、鳥の丼いずれかを選び、幾つかの総菜の中から3つ選んで50元(145円)は安い。
 トッピングで5元(15円)の煮玉子を付けてもらう。
 厚揚げは、くさやモード風の臭豆腐ではなく、日本のと同じ甘辛く似たやつで美味。
 玉子と玉葱炒め、味は薄いけど微妙に塩気があるのでナイス。
 好きな野菜なんだけど、これは醤油でもかけないとベストマッチングしないのでちょろっと塩をかけて食べる。
 今日は、茹でた鳥肉に甘辛の台湾風の照焼きタレがかかっているやつ。
 最近、良くここに通っている。

 写真と文章のプリントが揃ったので、さて今度は封筒だ。
 文房具屋へ行けばもちろん売っているのだけど20袋とか要らないよ〜。
 あちらこちら100円ショップ風雑貨を探したら10枚入りとかがあるのだが、縦長ばかりで、かつサイズが小さくて写真が入らない。
 最後に近所の小さな店に行ったら、適当な大きさのが10枚入りであった。20元(60円)。

 部屋に戻り、「私のホームページ見てね!」なんて追記して・・・糊がない。
 スティック糊が25円ぐらいで売っていたけど、これだけの為に買って後で捨ててしまうのは、ひじょーにもったいない気分になり、フロントで聞いたらセロテープ、ま、いいか。

 調子ぶっこいて3,000円のコインランドリーのプリペイドカードを買ったら、全然減らない。
 Gジャン、Gパン、ベストなど厚手のを大型のに入れ、その間に郵便局へ。

 学校の先生に聞いたら、普通と速達があってその金額の切手を貼って投函すれば良いとのこと。
 だけど、その名称を聞きわすれた。
 台湾の郵便事情は距離によるけど、普通郵便で3日から1週間・・メール便ぐらいかな。
 切手はコンビニで売っているのだけど、日本同様、サイズとか距離によって値段が違うので、やはり郵便局へ行かなければならない。学校の近くだから良かったけど。

 受付には屋台とかで粥でも売っているような、じーちゃんがいた。
 マスクをしているから声が明瞭ではなくモゴモゴモゴ・・・ただでさえ分からないのに。
 普通と速達のどっち?と言っているような感じで「普通」と言っても通じないので別な呼称があるのだろう。

 「何処に出すの?」というので封筒を見せた。
 これじゃ駄目だよ、もう、って言う感じで封筒の上に何かボールペンで記していた。
 つーか、このじじい、親切心なんて10km先に置き忘れてきたようなやる気のない横柄な態度だ。
 日本ならカウンター蹴飛ばしてのブチ切れモードだ。

 台中から隣の南投県へは5元(15円)の切手で良いらしい。
 ペタっと貼って表のポストに投函。
 赤と緑の2つがあって可愛いポストだ。緑の「市外地域」の方へ。

 コインランドリーに戻ってみると洗濯が終わりかけていた。
 乾燥機に入れ、30分にセットして表に出て一服。
 昼下がりの3時過ぎ、目の前のいつも行くお店の人達も一休みで一服していたのでコンデジでパシャリ。
 
 なんか忙しい一日だった。



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