台湾短期留学滞在記
【 今日の夕食 】 2010.1.12 0:22

 同じ学校の日本人の女の子と一緒に帰ってきた。
 彼女は大学院生なので2年間滞在。いろいろな生活面での情報交換をする。
 台湾のマヨネーズが甘くて耐えられなくて(気持ちは良く分かる)、デパートでキッコーマンと一緒にキューピーのを買ってきたそうだ。マヨネーズと醤油があればたいていの外国の食べ物はウエルカムだ〜。

 例えば半年以上滞在ならそういうのもアリだけど、たったの2ヶ月なので我慢をしてこの環境に合わせる。そうすると帰国してもそれらの味を体が覚えている。
 長期だと醤油をかけようがマヨネーズをかけようが自然と覚える。
 塩パラパラだけはゴメン〜。

 初めてスペインへ行った時は3週間だったけど、あまり食べ物などに困った記憶がないのだけどハテ?
 醤油はないけど塩はあった、薄味のスペインだけど台湾のに比べたらそれなりに濃い、そして夜はバルで飲みまくっていたので、そういう感覚になる前に酔っぱらって寝ていた・・・あ、なるほどね。

 朝と昼は普通の飯屋で美味しいと感じて食べていてそれはそれで満足なんだけど、最近、夜だけはもうちっと違ったもの、例えばガツンとした塩っぽい肉を喰いたい!とか思うのはハテ?
 今まで夜は適当に飲んでいたから気付かなかったのだが、ここ2日間は禁酒だからそれを強く感じる・・・あ、なるほどね。

 気分転換に夜の街を散歩しながら店を探すか。
 フロントのねーちゃんに「中華通りの夜市って毎日やっている?」
 「やっているよー」
 やっていることはやっていたけどそれほど店が出ていないのは月曜日だからか。
 串焼き屋台なんぞがあって、ビールで一杯、最高だろうな。
 飲めないから飯屋を探すも、さすがに台湾料理は飽きたので、テクテクと学校周辺の学生街通りまで足を伸ばす。

 夜の新宿歌舞伎町さながらの混雑振りの通りになっていた。
 中華通りの夜市は、バス通りの道脇にガツガツ屋台を出しているだけなので夜市になるのかが疑問で、それならこちらの方が夜市ならず「朝昼晩市」で正しいように感じる。
 しかし飲んでいる人は限りなくゼロに近いので、日本のようにケンカしていたりゲロを吐いたり路上で寝ていたりするのは皆無で、夜の繁華街であっても健全だ。

 日本語で「日本・大阪焼」という屋台があったので「コンビーフ入り」というのを頼んだ。60元(175円)。
 中国語で「ワサビ入れます?」、ワサビは台湾でもそのままだ。
 「おお、たつぷり入れてくれい〜!」

 ちとこれだけじゃ足りないのでタバコを買いついでに台湾セブンイレブンのおむすびを1つ買った。18元(50円)。
 ふと思ったのだけど、台湾のワサビって日本のと同じではないはずだ。甘かったらどうしよう?

 基本的に味はOK、美味い!大阪焼というよりも明石焼に近いかな。
 田麩が入っていた・・今度買う時は抜いてもらおう。つーか屋台で買う時は先に「田麩があったら入れないでね」と言うのが正しいかも。
 ええ、パイナップルが入っている・・酢豚モードか?ワサビは全然辛くないけどワサビっぽい香りがして懐かしさを感じた。

 「培根蛋沙拉」・・ベーコンタマゴサラダ?
 甘くないマヨネーズ和えので、ちょっと塩を振りかけたら、懐かしの日本のおむすびになった。
 これを3つぐらい買って夕食というのも悪くない。そして日本製のカップみそ汁を買ってきて・・・少し光が見えてきた〜♪



1 2 3 4 5