お土産
【エスプレッソメーカー】
エスプレッソは昔から好きだったのだが、何故かエスプレッソメーカーの買いそびれがずっと続き、今回のスペイン旅行でやっとふんぎりがついて買ってきた。というのは最初のグラナダ滞在において、マヌエルがずっとコーヒーを淹れてくれそれを見て覚えてしまったからだ。覚えてしまえば、ドリップより簡単でいわゆる喰わず嫌いだったのだろう。
台湾同様、スペインも個人商店が健在で何でも屋さん風金物屋に入って「これスペイン製?」と聞くと、「そうだけど、こっちの中国製の方がちょっと高いけど品質は良いよ」。中国人に聞かせてあげたかった、喜んだろうね。
これ自体はいつでもアマゾンで変えるので、思い出としてグァディックスで買った、というのが宜しいので、スペイン製の一番小さな1人用風のを買った。8ユーロ(1,050円)。
買ったのは良いが、小さいのでコンロの五徳には乗らず、100円ショップで買った網をコンロの上に置いてその上に乗せてと、ビジュアル的にはスルメを焼いてんのか?だけど。
マヌエルはコーヒーの量はお好みで、と言っていたが1人用なので普通のコーヒーメジャースプーン1杯で一杯になり、いつもマグカップでドリップしている量と同じだ。 しかし、やはり美味い。しばし口の中にコーヒーの味が残りまさに嗜好品で、酒でいうところのコーヒーのストレートを飲んでいるようだ。
【寄せ木細工のペン立て&小さな碗】
唯一観光したと言えるのがグラナダの主にイスラムのアラブ人の店が建ち並ぶ狭い裏路地のアルカイセリア。
その入り口辺りには、伝統的に数人のジプシーのおばちゃんが小さな花を持って立っていて、道行く観光客などに「regalo(プレゼント)」と言って手渡そうとする。受け取ったら、1ユーロ(130円)か50セントを請求され、戻そうとすると受け取ろうとはせず、そこでもめる。
たいていはその場で花を捨てて、叫ぶおばちゃんの声を聞きながら立ち行くのだが、みんなそれを知っているのか、最初から誰も受け取らない。
以前は、エミリオの店の先にあるグラナダスの門には定番のようにいたのだが、そういう観光客が激減したのか、今回行った時には一人もいなかった。
密集度100%風のごちゃごちゃした路地と店内のアルカイセリアは、ビレバンやドンキと同様、不思議と購買意欲を沸き立たせてくれるのか見ているだけでワクワクしてしまう。
買った分だけスーツケースが重たくなる症候群にかられていたからで、あまり買わなかった。
以前から欲しかった1本用のペン立てを買った。5ユーロ(660円)だったかなぁ。エミリオのところで売っているのがベストなのだが、当人曰く「うちではそれは作っていない」ときっぱり。
あと、線香立て用にちょっと大きめなぐい飲みサイズぐらいの碗を買った。2ユーロ(260円)。今までは絵皿を使っていたのだが、風が吹くとすぐ線香の灰が飛ばされて周辺が汚れてしまっていたところ、ちょうど良い形状のがあった。
皮のかばんなどもたくさん売っていて、羊の皮などはやわらかくてとても良いのだが、たまたま希望するサイズのがなかったので結局買わなかった。
【アンティックライター】
たくさんのこのアンティックライターをくくり付けた大きなボール紙を壁に掛けて売っている。残り2つだったので今でも需要があるのだろう。アンティックと冠しているので、以前はいろいろな模様の大小のがあったのだが今は製造が縮小され2、3種類しかないのかもしれない。
パチンコ玉を引っ張って紐を出して、石を詰めた着火ダイヤルを回してつける。あらかじめ紐の先を燃やして墨状態にしておけば、ちょっとした火花でも着火し、あとは口で吹けば火が広がる。
野良作業などの屋外使用において、風が吹いていても着火の可能性が高いのでニーズがあるのだろう。
石の交換は必要だが紐がなくなるまで使え、以前使い続けたところでは数ヶ月保った。
【マグネット】
一般家庭とかでは冷蔵庫にメモや伝票などを磁石で留めるモノなのだが、日本語での名称が分からない。だからではないが、スペイン語で何と言うのかを聞くのを忘れた。
寄せ木細工(タラセア)のはいろいろ買ってしまったので、微妙に重たくなるが瀬戸物のを買ってきた。たいてい小さいのは2ユーロ(260円)ぐらい。
【寄せ木細工のコルク栓】
15年前までは見たことがなかった、新しい寄せ木細工シリーズだ。
はめてみても真ん中ぐらいまでしか入らずビジュアル的に中途半端感があるのだが、奥まではまってしまうと、おそらく抜く時には蓋だけが取れてしまうだろう、と思うのは、ちょちょっと木工ボンドだけで留めているだけだからだ。
また、蹴飛ばしてボトルを倒したら蓋が取れる可能性はかなり高い、と思う。
ゴメレス坂では2,5ユーロ(330円)だが、坂下のヌエバ広場辺りの店だと3ユーロ(400円)、その先のアルカイセリアになると4ユーロ(520円)だったので、坂を登った手間賃は200円ぐらいになる訳だ。
【デミタスカップ】
ヌエバ広場の入り口角にあるお店は普通の土産屋かと思いきや店内奥の細い廊下を抜けると更に大きな売り場があって、そこで見つけた。
タバコの長さぐらいの高さのデミタスカップで、エスプレッソ用に。
特に何処処風のデザインとかではないが、オレンジと濃紺がアンダルシア風に見えなくもないし、あまり日本では見かけない色合いだ。3ユーロ(400円)。
【寄せ木細工の小物入れ】
いくらだか忘れたけど、安かったのでついでに買った小箱。戻れば、誰かにお土産渡すのを思い出すだろう、というところから。
【寄せ木細工のコースター】
これは友達などへのお土産にぴったりデス。
数枚まとめて1,200円ぐらいだから、バラして1枚ずつ渡すと。それじゃ寂しいので、現地の新聞を1部買ってきて、1枚ずつそれにくるむと立派な土産になること請け合い。
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