グラナダ着
やっと着いたスペインのグラナダ空港。
グラナダ空港は1年半振りだけど、やはり懐かしい。市街までのバスもちゃんと私たちを待っていてくれて往路に関して一切トラブルがなかったのが何よりも嬉しい。
何回か海外旅行をしているが到着はたいてい首都が殆どの娘は、終始荷物がちゃんと届くかどうかを懸念している私に「とーちゃん、心配性?」と言うが、スペインで3回、香港で1回、荷物がなくなっている私にとっては、初日のホテルに入るまでは心配だ。香港のは戻ってこなかったけど、スペインのは2日後に届けられた。今回は無事荷物もグラナダに届いた。
グラナダの気温は日本の首都圏は同じだけど、スペインは乾燥しているので、室内においては日本のような冷え込み感があまりなく暖房がなくても違和感なく眠ることができた。
時差ボケから到着初日の夜は10時前にいきなり熟睡だったので4時に目が覚めた。気温は6度。日の出は7時ぐらいなので真っ暗。
窓を開け、カタチの上での屋外で一服をするが、その外気は日本の6度ではなく気持ちよく1本吸いきることができる寒さだ。日本だと寒過ぎて半分でやめてしまうだろう。
乾燥しているので冬場の到着後の2日ぐらいは咽が少し痛かったり咳が出るのを思い出した。ゴホゴホッ・・新型コロナウィルス?熱がないからまだ陰性と思われる。
初日のホテル「B&B ホテル・グラナダ」は、グラナダの中央バス駅の隣にある。
朝食付きで一部屋6,000円。二人なので半額一人3,000円になる。
周辺は住宅街風で大きなスーパーやマクドナルドがあるぐらいの観光地ではないエリアなので、ホテルのおねーちゃんに、タパのあるバルは近くにある?と聞いた。そのおねーちゃんも良く行くというお勧め的に教えてもらったのがタイミング良くホテルの近くにあった。「皿(De los platos)」という名のバル。
お上りさん風に、スペインに着いたら必ず生ビールと生ハムを頼み、それで、スペインに着いたぞ、と言い聞かせるようにしている。田舎もんだな。
田舎の庶民的すぎるバルではなく、都会のちょっと高めなファミレス「ロイヤルホスト」的な雰囲気と価格で、生ビール300円、タパは230円、生ハムのタパはないので皿として2皿(2,400円)を頼んだ。
幸い娘は、生ビールや生ハム、イカフライなどスペイン料理は気に入ったようで何よりだ。全部合わないとかなら、帰れすぐ日本へ!だ。結局ここの生ハムが一番美味く、最終日もここに寄った。
到着数日は季節の変わり目なのか、朝は濃霧が良く出ていた。なんかアンダルシアっぽくない情景だ。
バス駅に行くと掲示板には「コルドバ行き 8:30」と表示されていた。これから3時間バスに乗って、コルドバのメスキータへ。
30年振りのメスキータなので記憶殆どなく殆ど処女地だ。最高気温は14度。良く分かんねースペインの気候。