ユダヤ人街
ホテル・メスキータの朝食は、「地ある」に記されていたように、可愛い中庭が食堂になっていた。そして沢山の料理が並んでいて、若い女の子が喜びそうなシックなペンション風であった。なかなかキッチュだ。朝食付きで一部屋6,500円ってコスパ最高!←二人ならこの半額になる。
過去に来るも忘れてしまったメスキータ周辺にあるユダヤ人街は、グラナダのアルバイシンやアルカイセリアみたいな土産屋が立ち並ぶ迷路みたいな小道のエリアだった。だから忘れてしまってたのね。
以前行った台湾の夜市同様に、狂喜乱舞しまくる娘に「コルドバと記していない土産物等は、後で行くグラナダでも売っているし、グラナダの方がたくさんあるので、とち狂って買うなよ」と諭した。
ユダヤ人街には、バルやレストランがいろいろあるのだが、観光客向けとして、しっかりしたお値段のお店が多かったので、少し駅の方に歩き普通のバルに入った。
娘が食べたかった「バレンシア風パエジャ」を頼んだが何故かサフランの黄色ではなくトマト風のアンバー系の色だった。米を久しくしていた娘は(たった3日だけど)、感動して食べていた。美味いと思えればそれが何より。
すりつぶしたニンニクとオリーブ油で作ったアリオリ(alioli)のポテトがあったので頼んだ。私にはあまり見かけないアリオリ系のタパに出会ったのは嬉しい。
ほろ酔いでホテルに戻ってシエスタ(昼寝)をする。
隣はメスキータがあり、時々そこの大聖堂の鐘の音が夢うつつに聞こえてきて、まさにスペインだ。この鐘を聞きながらシエスタするのが、何よりものスペイン旅行での醍醐味だと思う。
時差ボケもあって7時過ぎまで寝てしまった。
昼に食べ過ぎたので腹はへってはおらぬが、とにかく何か軽く食べてと、周辺の店がシャッターを下ろし始めている中、閉店がまだ先の生ハム主体のバルに入った。カウンターの上にいろいろなタパ料理が入ったショーウインドウ(名称失念)が置いてあり、初めてそれを見る娘にとっては見ながら注文できるので良かった。そこから牛肉のトマトソース煮と生ハムを頼んだ。
到着してまもないのでこの乾燥した風土にはまだ慣れず、咽が良く渇くのでペットボトルは必携だ。ちょこっと飲んでホテルに戻り11時前にはグガー。
で、1時頃目が覚めて、何で?また寝て完全に目が覚めるのが4時過ぎ。何で?飲みが足りないのか。