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お買い物

 初めて在スペインにて酒を一滴も飲まない一日を過ごしたのが一昨日。
 風邪がアップグレードして鼻水止まらずダルくなり、17時にいったんホテルに戻ったら、そのままベッドでグガーとなって目覚めたのが3時。熱は36.2度なので新型コロナ肺炎ではないことを願いたい。

 チェックインしたその「英国ホテル」で荷を解いて、土産をもってすぐ友人エミリオのところへ行った。両側には土産屋や簡易ホテルなどがひしめき風情のあるアルハンブラ宮殿に通じるゴメレス坂も、この歳になるとその風情よりも「この坂、登んの?」になる。足並み軽やかな若い娘を遠く先に見ながら、2度も休憩してしまった。

エミリオのお店 店に着いたら、エミリオの娘が私を見つけ、そして奥からエミリオが出てきた。私は1年半振りだけど、娘は当時5才であった2002年以来、それこそ18年振りの再会だ。殆ど記憶にない娘だが、みんなでエミリオの家へ行き、大きな庭で食事をしたりプールで泳いだり、そしてエミリオの孫のダビーと手をつないで家の中を案内してもらっていろいろ遊んだ、ぐらいのことをかすかに覚えているようだ。お約束事的にみんなでパシャリ。
 エミリオと会った後は、娘の買物に付き合う、いや買物探しをした。
 「とーちゃん、グラナダって英語通じる?」。言われてみれば、英語なんてしゃべったこともないので、通じるかどうかなんて気にしたことなかった。あらかじめいろいろ調べていたようで、化粧品や靴など欲しいとのことで、スペインの伊勢丹デパートのようなエル・コルテ・イングレスへ行った。
 ファンデーション(白粉のこと?)の前に塗る下地クリームとかやたら細かく、通常の男性にとっては訳分からずスペイン語で聞いてみる以前だ。化粧のプロセスなんて日本語だって分からない。「英語できますか?」と聞いたら、英語のできる店員を呼んできた。娘、出番だ。
KIKO 話はすぐ終わり、ここでは売っていないとのことで、親切にも近くにあるその専門店の場所を教えてくれた。

 次にスペインの靴メーカー、カンペル(Camper)を買いにそのフロアーへ行ったら、英語のできる若いおねーちゃんが応対してくれて、もっと大きいのがある?とか違う柄のは?とかやっていたので、私は「外で一服してくるね」。
 エル・コルテ・イングレスを後にして、化粧品ブランドと思われるイタリアの「KIKO」へ行った。こちらはも英語堪能(に見えた)の店員多く、娘とあれやこれややっていて、やっとお目当ての化粧品(だと思う)をゲットすることができた。

 全般的に高級感がある店などは、おおむね英語が通じるようだが、個人経営の老舗とかだと、微妙かな。またバス駅の受付や券売窓口のスタッフは英語が通じると思われる。いろんな外人が群がっていたからだ。バルとかだって、簡単な注文なら英語でも理解してくれる雰囲気がある。未確認だけど。
 つまり、普通に観光するのならグラナダクラスの大きな街ではそれこそ英語でもなんとかなりそうなのは、娘を見ていてそう感じた。