台湾短期留学滞在記
【 沙拉 】 2010.1.20 0:02

 それなりにちゃんとしたワインが飲みたくなってデパ地下のワインコーナーへ行った。
 この辺では大きくてお洒落なデパート「中友公司」。

 デパートって「百貨商店」「百貨大楼」と思っていたらそれは大陸中国で、こちらでは「○×公司」・・なんか会社名みたいだ。

 ワインセラーは無視をして、お手ごろ価格の300元(850円)辺りを見ると、殆どがフランス製、少しアメリカ製のがあって・・・え、アメリカ製ってあるの?カリフォルニアワインのこと?飲んだことないけど。

 キャンティがない。
 女性店員が近寄ってきたので「これ、渋いかな?甘いのと酸っぱいのは嫌いなんだけど」
 「インガイ(たぶん)、渋いです」
 ええ「たぶん」なの?
 そこで試飲できるとは思えないので丁寧にお断りをして辞した。今夜もウイスキーだ。

 でも、たまにはハムとか、チーズ、サラダとかを喰いたい。
 食材コーナーを探したのだけど少なくともその大きなデパートにはなかった。
 スライスチーズは売っているのだけど、マンチェゴやカマンベールとかがない。

 台湾のハムはあるのだけど、甘いので飯のおかずなら良いけど、酒のつまみにはNGだ。
 生ハム!なんて贅沢言わないから、ハモン・コシード(日本の普通のハム)が喰いたい。

 あ、サラダならコンビニで売っていた、というのを思い出した。
 行ってみたら夜の9時なので売り切れていて、ポテトサラダが1つだけ残っていた。
 台湾にてまずやるべき事は、食品の含有表示をチェックすること、というのをパブロフの犬のように覚えた。
 「糖」という文字があったら買わない。

 そのサラダのを見たら「糖」はない。よし、塩をかければmade in Japanだ。
 食べようと蓋をよく見たら「甜薯」、つまり甘いイモと記されたラベルが貼ってあった。ええ?
 食べてみたら、確かに砂糖などは入っていないけど、これはサツマイモに近いような甘いイモだった。
 ポテトサラダは男爵にして欲しいなー。
 親の敵のように塩をかけまくって喰った。

 タイトルの「沙拉」はサラダのことで「サーラ」、日本語同様音読みしたもの。



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