【 超実践的勉強法 】 2010.1.20 23:36 授業の方もだんだんと複雑になってきて、動詞+動詞+去/来 とか、持って行く、とか複雑になってきた。
昨日辺りは、落ちる(掉)、ぶつかる、つまずく、などの単語を勉強していた。
今朝、目覚ましで鳴って止めようと思ったら、そのままベットから落ちた。落ちただけなら良いが途中に台があって、そこに顔面をぶつけてしまった。
額・鼻・口とガガガ・・。
額と鼻の下に少しかすり傷、前歯の歯茎がちょっと内出血、下唇をちょっと切った。
いずれも大出血ではないのだけど、鼻をぶつけたので、こういう時って凄い鼻血が出るのだな。太い静脈を切ったようにドバドバ〜。
こういう時ポケットティッシュは役に立たん。トイレットペーパーをガラガラ〜で押さえる。
何故か血糊などもあって、おおおー!!大丈夫か?頭部だから体が大警戒しての出血なのかもしれない、少し経ったら先ほどのが嘘のように止まってしまった。
ベッド下の床から洗面所までタラタラと血の跡が海となり大変なことになっていた。
殺人事件やスプラッター映画ほどではなく、痴話喧嘩でちょっと刺されてしまったぐらいだけど掃除が大変。一気に目が覚めた・・って、普通は覚めるよなー。
布団カバーがベットを覆うぐらい広いので、寝返りなどでそれが移動し、そのまま当人も移動してトンでもない寝相だったところに目覚まし時計が、だったのだと思う。
今夜からその台はベットにくっつけてから寝よう。
いろんな知り合いに会う度に「どうしたの、その顔?」、聞かれる度に状況を説明。おかげで習った単語と文法を覚えてしまった。体を呈しての超実践的な勉強法だ。
「今朝、ベットから落ちた時に台に顔をぶつけてしまったのだ」
この場合の「落ちる」は「掉下来」なんだけど、上には落ちないから「下来」は不要な気がするのだが。
ぶつけた前歯が心持ちグラグラするのがとっても気になった。
医者に行くか!・・下手に宜しく、なんて言ったら抜かれてしまわないだろうか?なんて説明するんだ?「歯茎が炎症を起こしているので歯茎を活性する注射をしてください」、地元の歯医者ではそんな治療を受けたことがあるが、とても中国語では言えない。
一応、他の歯もチェックしてみたら、ぶつけていない歯も微妙にグラグラ、なーんだ良かった、単なる老齢歯槽膿漏か「あそび」のグラツキなんだ、と思ったので、近所で一番大きな薬屋へ歯茎、炎症という単語を覚えて行った。
何にでも利くとかいう訳の分からない薬を買わされるのかな、と一抹の不安があった。
白衣に名札を付けた妙齢の清楚な女性が対応してくれた。
傷口を見せて「机にぶつけた。炎症の薬ありますか」なーんて言ったら「大丈夫ですよ!(没関係〜!)」、と言いながら奥へ。
おお、ちゃんと製薬コーナーがあるじゃない。
マツキヨとかではない、薬剤師(彼女だ)がいる薬局じゃないか。
さすがに歯茎強化薬はないと思ったので(つーか言えない)、痛み止めよりも炎症止めね、とお願いした。
ふと横を見たら「男人聖棒」とかいう張り紙があった。
いろいろなカプセルを組み合わせたのが出てきたけど、既製品のに比べれば精神的にも安心できる。
「2日分出しますので、1日3回、朝昼晩で飲んでください。4時間以上空けて飲んでくださいね」
おお、言っていることが分かったよ、すげー!
その場で水の入った紙コップを持ってきて「1回目は今飲みましょう」
「食後ではないのだけど?」
「大丈夫ですよ!(没関係〜!)」
この辺はどうも同じニュアンスのスペイン語の「Vale, No hay problema」と似ているようないい加減さを感じる。
透明ビニール袋に入れただけで「はい、250元(720円)」・・・薬入れらしい袋とかってないようだ。
おかげさまで前歯の痛みは取れたけど、何かに当たれば少し痛い。
唇の痛さはそのうち治るからそれこそ「没関係」だ。
さすがに酒のつまみにパンやピザはいただけないので、コンビニで冷凍カルボナーラを買ってきた。
スパッティなどの麺類って最初前歯辺りで噛み切るのですな、知らなかった。前歯以外で噛み切るのって結構大変。ま、ピザとかよりはマシだけど。
例の「銀頓」を飲んでいるけど、金頓とあまり変わりがない。気分的に少しマイルドかな?
その薬剤師に「酒を飲んでいる時に薬も飲んで良いですか?」と聞くのを忘れた。
正夢ならぬ「逆夢」になってしまったところで今日習った単語は「たいしたことはない」「しゃがむ/うずくまる」「這う/這い上がる」「ひざまづく」・・なんだ、こりゃ?
今朝出がけに部屋掃除をお願いした。
シーツにちょっと血が付いていて処女の娘を連れ込んだみたいで、ちょっと恥ずかしかった。