【 スースースーのプレゼント 】 2009.12.25 0:17 ちょっと前の授業での四声発音の話。
一気に下げる4声を発音したら「ちがう、下がっていない」
「そぉ?下げて発音したけど・・・もう一度、これは、デュー」
「ちがう、下がっていない」
「ええ?1声じゃないし2声でも3声でもない、とすれば4声じゃない」と変な消去法を持ち出して言うが
「ちがう、下がっていない」
「じゃ、先生、発音してみてください」
あ、確かに違う、私のは下げているつもりでもちゃんと下げていないダレ下げ風。
台中のバス通りは広いしバイクがガンガンに走っていてうるさいのでちょっとやそっと声を出しても分からない。
ということで、アーイーウー、ア〜アーア〜、パーパ〜フゥーなどなどと奇声を発しながらスナップ撮りながらブラブラの今週。
もしこれを聞いている人がいたら救急車モードだろう。
例えば4声などはPhotoshopのトーンカーブみたいなイメージを描いているのだが、どうも私の4声はそのカーブに合わせているみたいだ。
ふと、スペイン語のように最初の符号にアクセントを付ければそのまま4声になることに気付いた。
1声と3声はないけど、2声も最後にアクセントを付ければその通り。おお、大発見だよ、これは。
頭の中のもやが少し取れた感じがした。
クリスマスイブの今日、やっと教本の上が終わり、下になった。
上の文法等は日本で終わってたけど、発音&発声等があったのでずっとやっていたけどやっぱダルかった。
先生はその辺のことを分かっていて本に記された文章を何回も読ませるのだけど、これはちょっとなぁ、個人差だろうか私には向かなかった。
実際に先生とかの雑談の中で直された方が体に染み込んで行った気がする。
教本の下をペラペラ見ていると、ちょうど中検4〜3級辺りの文法や表現方法が記されてあった。来年の3月下旬に4級試験を受けるのでグットタイミング。
台湾に来る前は90点を目指していたけど、こちらに来て繁体字と注音符号をよりやってしまったので「受かれば点数なんて没問題(どーでも良い)」になってしもうた。
日本で「中国語」とひと括りにしているけど、台湾に来てみると、中文、漢語、国語、普通語などいろいろある。
日本での中国語は大陸中国の北京語に近い普通語になっているけど、この学校では「国語」という名称で教わっている。
「普通語と国語って同じ?」
先生、ちょっと間を置いてから「同じ〜!」・・ホントかよ?
「ここで習っている中国語、北京に行っても通じる?」
ちょっと間を置いてから「国語だから大丈夫」・・なんだよ、その回答?
現状からの将来、大陸中国へ行くのと台湾へのとでの比率は、1:9だから、ま、いっか。
帰りは毎度のア〜シーダ〜ターなどと奇声を発しながら遠回りをしながらスナップ。
タバコが切れたのでファミリーマートに入ったら、いつものタバコは44ではなくて69。
リィォシィージィォゥ、通じねー、リィォシィーチィォゥで通じた、なんだよ〜?
引き続き、ア〜シーダ〜タースナップ。
ホテル近くの毎度のコンビニのところで買え置き用に一箱だけ買っておこうと思った。
こちらはセブンイレブンなので44だ。
どうせ通じないだろうと思いながらも「スースースー」、おお、店員何も言わずにマイルドセブン・ワンを出してくれたよ。
いやー、これは嬉しい!思わずカウンターでちょっとこぶしを上げて「おおっ!」ガッツポーズ!
外に出て、やったよ、やっと通じたよ、すげーすげー!!これは大きなクリスマスプレゼントだ。
ふと、私は何語を学びに台湾に来たのか?で、これがクリスマスプレゼントかぁ?と自問自答・・・喜んで良いのか分かんねー。
コンビニからホテル前での100mぐらいの道の両側には飯屋が並んでいる。
イブは暇なのかお店の人達が道端に椅子を出してタバコを吸っていたりする。
「ニーハォ、飯喰った?」
「昨夜は渡小月へ行って担子麺を2杯喰ってきたよ」
「へー、それは良いや、あそこの担子麺は美味いからねー。帰るの?」
「うん、台湾ウィスキーでも飲むよ、メリークリスマス〜」
「サヨウナラ(日本語)、メリークリスマス〜」