台湾短期留学滞在記
01/06 プリント注文 その3 
01/06 田舎のバスは〜♪ 
01/05 プリント注文 その2 
01/05 ダンキンドーナツ 
01/05 プリント注文 
01/05 春陽部落での食事 
01/05 Seteq 
01/04 ちょっと痛かった 
01/04 山羌 
01/04 霧社の霧 
01/04 美燕坊ホテル 
01/03 台中〜埔里〜春陽部落 
01/02 ビバ、スカイプ〜 
01/01 学校は4日から。 
01/01 回って回って・・・ 
01/01 タラコ 
01/01 謹賀新年 
12/31 カウントダウン 
12/31 跨年 
12/30 晦日 
12/30 春だ! 
12/29 牛肉麺 
12/29 春陽部落 
12/29 原住民部落 
12/27 台湾ビール 
12/25 帰省ラッシュっすか? 
12/25 スースースーのプレゼント 
12/24 イブはプチご馳走 
12/24 「渡小月」 
12/23 もう一つの乾麺 
【 台湾ビール 】 2009.12.27 23:19

 台北在住のはんちゃんの車で、南投の清境というところへ行ってきた。
 場所が良く分からないのだが台湾中央の阿里山(昔のニイタカヤマ)付近の山岳地帯あたり、日本だと八ケ岳や白馬とか。
 山肌に各ロッジが点在し、空気が澄み景色が良いところだ。
 標高1,300mだけど台湾自体が暖かいのでこの時期の日本のように道がアイスバーンになっていたりとかいうのはなく、朝晩の冷え込みは日本の山の11月上旬ぐらい。

 夕食をとりにレストランへ行く。
 夕食と言っても私の頭の中は酒しかない。
 レストランへ行くと1組のグループが席を辞そうとしていたところ。ふとそのテーブルを見たら酒類のグラスがない。ちょっと嫌な予感がしてフロントへ行き、
 「そこで食事をしたいのだけどビールある?」
 「没有〜」
 こういうお洒落なロッジ風宿泊施設で、ナポレオンや高級ワインはなくてもビールぐらいは必ずあるものだ、というのが私の頭にはあったので、日本人のあんた達に飲ませるビールなんてないよ、という意味かと一瞬思った。
 願わくはそうであって欲しいぐらいに改めて
 「ごめん、ビールはないの?」
 「ないよ〜」
 「他に酒はないの?」
 指で指されたその先に1種類だけ台湾の酒があったが、その酒に合うつまみがあるかどうか?かなりの確率でないと思った。
 「ウイスキーを持ってきたのだけど持ち込んで飲んでも良い?」
 「あ、全然良いですよ」
 「グラスある?小さいショットグラスだけど」
 「はい、ありますよ」

 今思うと、良くもまぁ、こんな会話が通じたもんだ。
 こういう緊迫した状態の時って、四声や発音などの不適切を通り越し、気迫と根性が通じさせるのだろう。
 その証拠に翌日、すぐ近くまで来くるも迷ってしまいその辺の人に聞いた「日月潭 」が全然通じなかった。
 飲んでいたらサービスでピーナッツを持ってきてくれた、台湾、こういうところ親切だ。

 チーズの盛り合わせやフライドチキンとかがあるかな、とメニューを見たら、ない。ここは日本じゃないってば。
 でも、おお、ピザがあった!!!
 はんちゃんが「前回食べたけど、絶対お勧めしないよ。頼むのなら自己責任でね」
 食べてみたけど、例のセブンイレブンで食べた冷凍ピザのようにややグラタン風でけっこう美味い。
 冗談交じりで「ふだん、ろくなもん食べていないんだねぇ〜」と、はんちゃん。
 台中市北区学士路のドミノピザとイタリーのピザに言ってよ、オレの所為ではない。

 お疲れの中、ホテルまで送ってくれ、かつ遅くなったので、例の担子麺屋へ一緒に行った。
 はんちゃんのおかげで担子麺以外のつまみや食べ物があるのが分かった。
 試しにビールはあるかと聞いたら、あった。台中に来て初めて飲んだ台湾ビールは美味かった!
 どっからビールが出てくるのか、と思っていたら釣りなどで使う大きなクーラーボックスから。
 でも大きいとは言え、クーラーボックスは2つ。大瓶なんて入っても40本ぐらいだ。1時間ぐらいでなくなってしまうのではと思っていたら、若いママさんが「日本人はビールを飲みながらいろいろ話をするのが好きですねー」と言っていたので、やはり台湾人、あまり飲まないんだな、と思った。

 青菜のつまみを日本語で「サービスです」と言って出してくれた。嬉しいね、こういうの。



1 2 3 4 5