台湾短期留学滞在記
01/06 プリント注文 その3 
01/06 田舎のバスは〜♪ 
01/05 プリント注文 その2 
01/05 ダンキンドーナツ 
01/05 プリント注文 
01/05 春陽部落での食事 
01/05 Seteq 
01/04 ちょっと痛かった 
01/04 山羌 
01/04 霧社の霧 
01/04 美燕坊ホテル 
01/03 台中〜埔里〜春陽部落 
01/02 ビバ、スカイプ〜 
01/01 学校は4日から。 
01/01 回って回って・・・ 
01/01 タラコ 
01/01 謹賀新年 
12/31 カウントダウン 
12/31 跨年 
12/30 晦日 
12/30 春だ! 
12/29 牛肉麺 
12/29 春陽部落 
12/29 原住民部落 
12/27 台湾ビール 
12/25 帰省ラッシュっすか? 
12/25 スースースーのプレゼント 
12/24 イブはプチご馳走 
12/24 「渡小月」 
12/23 もう一つの乾麺 
【 台中〜埔里〜春陽部落 】 2010.1.3 23:38

 ホテルから近いバス停からも台中駅までのバスはあるのだが全然来ないので、学校の近くの中友百貨公司というデパート前まで数分歩いて行く。
 でも、ここで5分以上待ったことがない。どんなバスが来るかは運次第で時にはリムジンバスが来る。

 1月2日〜3日の1泊小旅行は、昨年暮に行った(と言っても先週だけど)南投県にある春陽部落へ再訪。
 中友百貨公司に着いたらタバコを吸う暇もなくやってきたバスは、日本なら確実に車検が通らないだろう、または乗客搬送安全基準に全く満たないようなバスだった。
 駅近くになると信号が多いので渋滞になる。
 信号待ちをしていると隣に同じ会社のバスが並び向こうの運転手が話しかけてきた。
 それに気付いたこちらの運転手は前方の昇降ドアを開けて会話を始めた。聞いたことない単語ばかりだったので台湾語だろう。

 信号が青になって発信するもその先の信号が赤で渋滞中。
 運転手はドアを開けたまま並走しながら会話している。わき見運転だけど乗客は何も言わない。
 次の信号は赤だけど前に車がいない。会話は続いている。雰囲気からよもやま話だ。
 気付くと会話しながら2台のバスがトロトロと前進しているが信号は赤だ。もうじき青になりそうなのだけど黄色ではなく確実にまだ赤だ。

 ここまでは日本でもなんとかかろうじてありそうな出来事なのだが、以下のことは絶対日本ではあり得ないことだった。
 「青で進入してきた車はクラクションもならさず交差点の手前で止まって信号無視のバスに道を譲った」
 この台湾の感覚、いまだ理解できない。

 前回の埔里という町で「国光バス」というのを見かけたので、台中駅の隣にあるその国光バス駅に行ってみて「埔里行きの切符、1枚ください」
 「埔里行きはここではなくチュァンハン客運ですよ。向こうの道路の対面にあります」
 中国語ド素人には「チュァンハン客運」と聞いてスッと漢字なんて出てくるわけがない。全漢客運か?
 「何?」と聞いたら親切にメモを書いてくれてそこには「全航客運」。

 行ってみると「埔里行き 9:15 85元(250円)」と小さなプレートが出ていた。
 来たバスはリムジンで横3席しかないグリーン車みたいな座席だ。客はまばらのガラガラ。
 埔里まで1時間強、運良くはぐれメタルが多めに出現し、埔里まで3Lv上げて94。

 埔里駅に着いたのが10:30。
 春陽へ行くバスは 11:20。
 先週はんちゃんと行った七面鳥の美味しい鷄飯屋、路線図を見ればバスで行けないことはないけど、50分で行って戻ってくる勇気がないので、駅前食堂で鷄飯(火鷄肉飯)を食べた。味はだいたい同じでラッキ〜。

 春陽へ行くバスも客がまばらでガラガラ。
 さてドラクエやるぞ、と思ったらカーブが多くて途中で頭が痛くなり中断。
 考えてみたら標高1000m以上もあるところへ登って行くのだし、道は日光の旧いろは坂とか旧臼井峠風。車に弱い人なら2回ぐらい酔って吐いて着いたという所。と思ったらそこは峠の茶屋風の「霧社」という集落で、そこからまた坂道を下るので都合3回吐いてやっと春陽部落に着く感じ。

 先日訪れたはんちゃんの友人宅が見えたので、下車ボタンを押したらなんとそこで停まった。
 「済んません〜、ここじゃなくてあの教会がある春陽部落のバス停で〜す」
 ほぉ、市街を抜けたら好きなところで停まってくれるみたいだ。

 台湾のYahoo奇摩の天気予報通り、バス停から降りて見上げた空は「曇天台北」ならぬ「曇天春陽」だった。
 乗っている時間は台中から2時間半ぐらいだけど、精神的にすごーく遠いところへ来た感じだった。



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