台湾短期留学滞在記
01/06 プリント注文 その3 
01/06 田舎のバスは〜♪ 
01/05 プリント注文 その2 
01/05 ダンキンドーナツ 
01/05 プリント注文 
01/05 春陽部落での食事 
01/05 Seteq 
01/04 ちょっと痛かった 
01/04 山羌 
01/04 霧社の霧 
01/04 美燕坊ホテル 
01/03 台中〜埔里〜春陽部落 
01/02 ビバ、スカイプ〜 
01/01 学校は4日から。 
01/01 回って回って・・・ 
01/01 タラコ 
01/01 謹賀新年 
12/31 カウントダウン 
12/31 跨年 
12/30 晦日 
12/30 春だ! 
12/29 牛肉麺 
12/29 春陽部落 
12/29 原住民部落 
12/27 台湾ビール 
12/25 帰省ラッシュっすか? 
12/25 スースースーのプレゼント 
12/24 イブはプチご馳走 
12/24 「渡小月」 
12/23 もう一つの乾麺 
【 Seteq 】 2010.1.5 0:44

 少数民族、原住民とか記されているけど、一体その名称は何なの?というのがずっと気になっていた。
 日本統治時代にはタイヤル族の支族になっていたけど、中国語の資料には「賽徳克族道澤亜族」となっている、というのが前回訪れた時に分かったので、実際現地語では何と言うのか聞いてみたら「スジェック」「スデック」の中間辺り。
 最後に「ク」の発音があるかないかが微妙で、マドリッド(Madrid)をスペイン語で言う「マドリーッ」というのと似ていた。
 なんちゃって英語だと、suddecc とか?
 「道澤亜」族は単純にトォダ。
 道澤亜族は支族というより、●×村の賽徳克族とか▲□方面の賽徳克族みたいな名称みたいだ。

 というのは、流暢な日本語を喋る日本語教師のあんちゃんはあまりこの辺のことが分からず、他の幾人かに聞いたりしたが、あまり日本語が分からないので、拙い中国語で聞いたそれらを要約したまでで、この辺が現時点のレベルでは限界。

 そんなスデック族の小学校「春陽国民小学」が部落の一番高い場所に派出所と一緒に並んでいる。
 こういうところだから部外者進入禁止とかいうのはなく、廊下とか自由に入って見られた。全てではないけど音楽室とかは鍵がかかっていなかった。
 廊下や階段のところどころに部族模様のカラーの一つの赤と黒の縞模様が施されていて可愛い。
 裏に回ると低学年用の日本でも見かける合成樹脂製の小さなすべり台やジャングルジムなどが置いてある小さな広場もあり、その横には宿直用の「教師宿泊部屋」などもあった。

 廊下にはいろいろ張り紙があって「我去(私は行く)」「朋友(友達)」とか記されていてその下にアルファベットが記されている。
 ピンインかと思ったらスデック族語のだ。
 もともとは文字がなかったのを戦後、教会の神父などがその言葉をアルファベットで記し現したのが最初とのこと。
 部族言語は個々に独立しているので部族同士の共通の会話は統治していたところからの日本語だったと聞かされた。なるほど。

 日本の小学校同様、給食の週間献立やそれらの材料やカロリー等詳細が記された表が廊下に貼り出されていた。
 基本の主食は「白米飯」だけど、水曜日だけ「主食変化」と記されていたのでお楽しみ的にパンとかスパゲッティなどが出るのかもしれない。こういうのは見ているだけでも楽しいね。

 5年生の時間割(写真右)、勝手に掲載して林美月先生、ごめんなさい〜。
 数学の授業が多いのは良いと思うけど、5年生で英語の授業が週に2コマもあるのも凄い。
 「藝文」はなんだろう?スデック族の言語学習かな?「資訊」は辞書で調べると「情報」。
 「弾性」が全く想像がつかない。
 辞書で一番近そうなのが「柔軟性」なので、その時々によっていろいろな科目を振り当てるケースバイケース?時々音楽の授業とか運動会の予行演習とか?
 あまりにも気になるのでホテルに戻ってからフロントのあんちゃんに聞いたらビンゴで、やはりその時々に合わせていろいろな科目を振り当てるらしい、なるほどねぇ。

 で、時間割をよく見たら、登校が7:10〜7:30、8:00まで清掃。早い!
 1時限目が始まる前の8:00〜8:30には朝礼や総合活動、国旗掲揚とかがある。
 日本の小学校だと昼休みは1時間ぐらいしかないのに、ここは1時間20分もある。

 どことなく子供たち小学校の1日が見えてきたりして楽しそうだ。



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