台湾短期留学滞在記
02/05 帰国当日 
02/04 北埔という老街 
02/04 内湾という老街 
02/02 ダーシンの朝食 
02/02 お茶 
01/31 台中って田舎なのかなぁ? 
01/31 自分へのオトシマエ 
01/31 ギャル〜 
01/31 再びダーシン 
01/31 日曜の早朝 
01/30 オーラス台中 
01/30 修了証 
01/29 またまた回転 
01/29 何キロ? 
01/29 プレ最終日 
01/28 お土産 
01/28 やっぱモスはモス 
01/28 博物館へ行こう 
01/27 壊孩子 
01/27 テイクイン 
01/26 私は1年間中国語を勉強した 
01/25 胡椒 
01/25 日本より高い〜? 
01/25 ステーキは鉄板だよ! 
01/25 斗六の旧市街 
01/24 斗六駅 
01/24 日本料理 
01/23 スピーキング 
01/23 金ならあるよ 
01/22 哀愁のハナキン 
【 私は1年間中国語を勉強した 】 2010.1.26 13:43

 昨年のクリスマス辺りに習った文法の「私は1年間中国語を勉強した」。
 間に「的」が入っているけど何故にして?というくすぶりモラトリアムがずっと続いていた。

 1) 我学一年中文。
 2) 我学一年的中文。
 3) 我学中文、学一年。
 4) 我学中文一年。
 * 時制の「了」は割愛

 1)〜4) どれでも通じるけど、4) は文法的に間違っている。
 外人の私がいうのも変だけど、2)の「的」はやはり不自然な感じがする。
 でも、学校では 2)と3) が正しく1) は正しくない、と言いきっている。大陸は1)だ。
 どちらが正しいとかいうのはこの際関係がなく、言いきっているからには何かが違う。この違いは何なのだろうか。
 改めて先生に聞いてみるしかない。

 その前に市井のネイティブはどうなんだろうかと街に出て数人に聞いてみた。
 道端で聞くと通報されそうなので公園へ行く。
 「ちょっといい?今中国語を勉強しているのだけど、文法的にどれが正しいか教えてくれる?」
 変な外人に見られただろう。

 30〜50歳ぐらいの人達に聞くと、「みんな合っているよ」、そうか・・?
 ここは現役の学生に聞くのが最短かもしれない。大学生に聞いたら、4)を省き「みんな合っているよ」とか「2)と3)がしっくりくるかなぁ」、どっちなんだよ〜?

 もうちょっと年代を下げて中学生に聞いてみると、2人だけ「1)と4)はあまり良くない(不太好)、2)と3)が比較的良い」、比較的って何なんだ?
 あとはだいたい大学生の答えと似たり寄ったり。

 2ヶ月滞在のみの会話能力だから限界はあるけど先生に聞いてみた。
 2)と3)が正しいと言うけど、その辺の人達に聞いたらみんなだいたい同じと言い、唯一中学生2人が2)と3)が正しいと言っていた。
 台湾の学校でも中国語を学ぶはずなのに、この学校との違いはどういう意味?

 先生曰く、学校ではちゃんと教えるけど、厳密な文法よりも会話や例文を主に学習するのでばらつきが出てしまっている。やっと近年になってちゃんと教えよう、ということになり、今の高校生以下辺りからそれが分かるようになった、とのこと。

 創立50年とは言え、一つの私立学校が言うことなので、もっと本当の実際はどうなんだろうか?の疑問の余地があるのは、いくらそれが正し正しくない、と言っても周りのネイティブが「どちらもOK」という現実も考慮しなければならないからだ。

 客観的に言うと、台湾で中国語を勉強した場合、学校内とそれ以外がシンクロしないケースがやや多く、スペインアンダルシアの「Sを発音しない」という比ではない。
 携帯での会話を聞いていると「是(shi)」が「スゥ」、hが抜けてsiになった発音。
 では以前ホテルのボーイが私に言った「ニィ スゥォ」は「ni shuo」のshuo → suo → スゥォ。
 春陽は、chunyangじゃなくてcunyang・・あぁ、なるほど〜。

 これ、台中じゃなくて北京で2ヶ月いたら確実に今の何割か、より上達していたと思う。ま、台湾が好きだからノープロブレマの没関係だから良いんだけど〜♪
 
 取り敢えずは長かった疑問が解決でき、便秘がやっとやっとブリブリ〜と出たような爽快感があった。



1 2 3 4 5