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mayo 1999
Vol. 20
  1. 1999年度総会報告
  2. シーガイヤフリーマーケット参加
  3. 第3回マヤ文化セミナー準備委員会と
     ドミニカから戻った坂元淑子さんの話しを聞く会

  4. 坂元淑子のドミニカ頼り(最終回)
  5. シェフ岡部のスペイン料理講座

2000年5月発行
発行責任者:萱嶋太郎
編集/文責/翻訳:姫野幸司
広 報:田島グロリア・佐々木亨
発行所:宮崎イベロアメリカ国際交流協

1999年度総会報告

  • 日 時:2000年2月28日 19:45〜20:40
  • 場 所:宮崎市駅前「とむ」

 1999年度総会が2月28日、マヤ文化セミナー開催準備委員会の話しあいも合わせて喫茶店で開かれました。アルコールも入り、従来の総会とは異なったリラックスした和やかな雰囲気で総会が進みました。いろいろなアイディア、冗談、意見が飛び交いました。また、昨年秋にグアテマラの学校を訪問した長友輝世美さんから現地の様子が報告されました。園児達が元気に勉強しているとの報告を聞き、一同ホッとしたようです。さらに、グアテマラ学校運営委員会の久保田委員長から個人的に託された現金でサッカーボールや学用品を現地で購入し、同学校に直接プレゼントしました。今年、バモスは、会員同士の絆をさらに深め、新たな組織として飛躍したいと思います。

■ 会長挨拶:
 本協会が設立され6年になります。本日多くの方々と共に第7回通常総会を開けることに大変満足しています。皆様方のお陰で、本会は過去6年間に躍進をいたしました。特にグアテマラでの学校建設では、すばらしい成果をあげました。これについては、最近グアテマラを訪門された長友輝世美さんが、後にお話をされるでしょう。

 さて、一つ私が注自していますのは、あらゆる地域から相当数の方々が、バモスのE−メールとかホームページを通じて入会されていることです。その一人が別府からきておられる高橋洋子さんです。この新しい事態に対応して、会員間に緊密な関係を維持するために何らかの手立てが必要であろうと思います。
 本年、いくつかのイベントの中で最も重要でかつ興味ある企画は、来たる11月初旬に宮崎で予定されているマヤ文明に関する講演・展示会です。この催物は、東京の本部があるグアテマラ・マヤ文化協会と、宮崎イベロアメリカ国際交流協会の共催によって行われます。グアテマラ・マヤ文化協会からは、駐日グアテマラ大使も含め、約20名の幹部の方々(夫人同伴もあり)が来られることになっています。その成功のために、皆様方からのカ強いご協カを得られるように願っております。
 イベロアメリカ文化には、独特のすぱらしさがあります。心意気、特に、“Carin~o"(慈愛、いつくしみ)をもって、できる限り、ともに、喜び、楽しみたいと存じます。大変ありがとうございました。

萱嶋 太郎

■ 1999年度バモス会計報告:


* 収入の部
会費 2,000円x47= 94,000円
前年度繰越金 95,207円
寄付(ワイン売り上げ) 20,000円
209,207円
* 支出の部(消費税込)
 ・通信費
切手代および葉書代 72,400円
電話代(国際電話含む) 16,177円
小計 88,577円
 ・消耗費
事務用品・コピー用紙代等 112,387円
コピー代・会報印刷代COPIA 31,831円
小計 44,218円
 ・その他
会議費 1,942円
宮崎市国際交流協会団体加入費 10,000円
支部活動費(スペイン支部) 10,000円
ホジュラス国立音楽学校再建支援の会へ寄付 10,000円
小計 31,942円

総計: 164,737円
残額: 44,470円
1999年度繰越金: 44,470円

上記の通り、会計報告に間違いありません。
田島勝・寺坂正義

■ 議 事:  1999年事業及び会計報告、2000年度事業計画及び事業予算、並びに役員人事については、下記諸案が配布され、姫野専務理事・事務局長より説明が行われました。
 事業報告については、「VAMOS」18号および19号に掲載の事項に加え、12月13日開催の忘年会において、マヤ文化セミナーに対応する体制つくりで話し合われたこと等が絡介されました。
 また、人事については、特に、ホームページによる入会者が増えてきていることなどによるインターネット時代に対応するため、関東地区担当中島健さんの理事就任、Web委員会(委員長佐々木亨)の発足が提案され質疑応答の後、承認されました。
 なお、初めての出席者もおられたので、全員による自己紹介も行われ、親陸を深めました。なお、長友顧間より、昨年10月カリブ海沿岸を旅した際、グアテマラ学校を訪門し、久保田和人学校運営委員長から託された450ドルで購入したボール(サツカー及びバレーボール用)や学用品(車の後部トランクー杯)を届けたことが報告されました。放課後にもかかわらず、子供たち、教師、村長夫人が待っていて出迎え、非常に喜ばれ、また懇談もしたとの報告がありました。なおまた、姫野専務理事より、スペイン語勉強会の再充実に向けて協カを求める発言があり了承されました。

報告:柏木

■ 2000年度役員(敬称略):
会 長: 萱嶋 太郎
副会長: 古川 哲也
専務理事: 姫野 幸司
名誉理事: 長友輝世美
山下モンセラット
理 事: 下郡 徹
柏木 和光
竹下 誠一
中島 健(関東支部長)
広 報: 佐佐木亨
田島グロリア
WEB委員会:
 統括責任者: 中島 健
 委員長: 佐佐木亨
 委 員: 高橋 洋子
平島 孝子
覚永 恭子
事務局長: 姫野 幸司
事務局長補佐: 清田 正剛
会 計: 松村千恵子
監 事: 田島 勝
寺坂 正義

関東支部長: 中島 健
スペイン支部長: エミリオ・バルティビエソ・マシアス
グアテマラ支部長: ホセ・ルイス・ギジェン
宮崎県内地区担当者:
日向・延岡地区: 森  欽也
柴田 俊一
小林地区: 小里 文也
日南地区: 兒玉千代美


■ マヤ文化セミナーに関する懇談(柏木司会):

同日 20:50〜21:30

 総会後10分の休憩の後、同一メンバーにより、マヤ文化セミナーに関する討議が行われました。まず会長より、昨年11月末、マヤ文化協会より宮崎での講演会・展示会開催での具体的準備(会場設定)の協カ要請があり、これに対応する実行委員会の立ちあげ等で会合し(1月17,24日)、人事、共催のあり方を慎重に検討した結果、この企画に関しては、当面、実行委員長を萱嶋が兼務、事務局は柏木、マヤ文化協会との連絡・調整は姫野が担当し、全員参加ベースで進めたいとの報告があり了承されました。次いでマヤ協会との間の経過について、姫野調整担当より次のように報告されました。

  1. 当方が駐日大使の来宮の役割を重視するとしたのに対し、当方との交流会の参加、要路への表敬訪間、グアテマラ紹介のスピーチ等を積極的に考慮、
  2. 当方が「お祭リ」的要素を入れることを示唆したのに対して、マリンバ音楽隊の派遺計画、マヤ民族衣裳のファッション・ショーの提示、
  3. 申請中の交流基金からの補助決定がある4月上旬以降での、担当者半田昌之氏(塩とタバコの博物館学芸課長)の来宮予定等。これを受けて検討に入りました。
  4. 予算面での裏付けは、今後の企画の中から方途を見出すことも含め今後の課題とする
  5. マリンバ計画の推進とその実現の場合は、ホームステイ等積極的に対応する、
  6. 来たる4月17日に会合すること等を決定しました。なお、小林市の市制施行50周年記念行事と組み合わせる捉案(荒武会員から)については、日程間題もあり、今後の検討事項として留保されました。


シーガイヤフリーマーケットに参加
 4月15日、バモス会員の高橋洋子さんの発案でシーガイヤフリーマーケットに参加いたしました。予想以上の売り上げで大盛況でした。4月16日付け朝日新聞宮崎版にバモスのことが紹介されていました。

 大分の高橋ようこさんが世話人となり、色々と準備して頂きました。本人も当日真夜中に別府を出発し、宮崎に早朝到着しました。搬入時、雨でしたが販売の頃に雨もやみ、100〜1000円の売値で品物はどんどん売れました。高橋さん本人も手作りの物品(竹細工、かずら製品)を含め100点以上出品しました。

 当日、バモス監事の寺坂正義さんがお手伝いにこられました。国際色豊かなフリーマーケットかなと思ったら、ごく普通のフリマ常連の店ばかり。だから、バモステントの存在が目立ち、沖縄テレビ、朝日新聞の取材を受けました。ワインの試飲もやりました。ワインを売ってくれというお客さんが多かったですね。

 当日、スペイン語圏に興味のある方にはバモス入会を進めました。皆さん、インターネットをやる方ばかりで、HPから入会してくださいとお願いしました。 新たな会員の入会があるものと思います。

 会場には、バモスの萱嶋会長、佐々木さん(広報担当、Web委員長)もきてくださり、品物を買って頂きました。最近HPから入会された岩原久子さん、日高奈已さんもいらっしゃいました。店じまいの お手伝い有り難うございました。

売り上げ:

  • バモス会計:32,770円
  • 経費7000円の内訳:2000円〜関係者の昼食代
    5000円〜ガソリン代等交通費

以上、ご協力して頂いた皆さんにお礼を申し上げます。
この売り上げはバモス運営資金として大いに活用させて頂きます。


第3回マヤ文化セミナー準備委員会と
ドミニカから戻った坂元淑子さんの話しを聞く会
4月17日、宮崎駅裏の喫茶店会議室で開きました。萱嶋会長始め、8人ほどの楽しい会となりました。

前半は、マヤ文化セミナー準備委員会に関すること。国際交流団体、ライオンズクラブ、青年会議所、教育委員会等、各団体の協力を得るために少しづつ働きかけていくこと。マヤ文化友好協会(東京)の担当者に宮崎にきて頂いてざっくばらんな話しあいをもってから、大方を計画をたて、簡単なパンフを作成してから各団体への協力依頼にいくという方向になりました。
 先方の半田さんに早く宮崎へ来て頂くよう姫野が連絡することになりました。

* 協力依頼先

  • ライオンズ
  • ロータリー
  • 青年会議所
  • 小林NPO「ふるさと作り」“山水会"
  • 商工会
  • 地方自治体の商工観光課
  • 県観光協会
  • 小林国際クラブ
  • 都城広域国際交流協会
  • 高原国際交流クラブ
  • 国際ソロプロミチスト
  • JA
  • 県の教育委員会→子供との交流
  • 高鍋史有会(民俗学の県史連)→日向文明との交流

* 新たなアイディア
 グアテマラ学校の写真展示(子供の絵を展示)子供の絵を現地から送ってもらうには海外青年協力隊グアテマラ事務所の協力が必要。
 あるいは、バモスの会員が直接現地に行って子供達に絵を書いてもらって持ち帰るか。

 後半のドミニカの話しを聞く会では、坂元さんが(国際協力事業団のプロジェクトで、日系人に対する日本語指導、3年間)ドミニカの写真を見せながら具体的な日常生活(食べもの、気候、人種など)をリアルに語ってくれました。
 質問相次ぎ、楽しい、充実した会合となりました。ドミニカ、やはり、メレンゲ等の音楽ですね。出席者でラテン音楽の鬼といわれている小里さんが坂元さんがもちかえった最新曲のCDによだれをたれしていました(^^)。中南米ですごく治安がいいところなんですね、夜中に歩いても平気だというところが。日本食に困らなかったというのも日系人社会に入り込んだからでしょうか。
 話しつきせず第2弾も計画しましょう。


坂元淑子のドミニカからの頼り私のスペイン
ハラバコア
サント・ドミンゴ 2月15日

 バモスの皆さんお元気でしょうか。

 さて、昨日はバレンタイン・デー。日本では今年もたくさんのチョコレートが売れたことでしょう。ドミニカでは Dia de Amor, Dia de Amistad と呼ばれ、誰が誰に何を贈ってもよく、昼間のショッピング街はカードを買う人、ラッピング・カウンターに並ぶ人でごったがえししてました。

 また、夜は恋人を尋ねるか、夫婦でレストランへ行のか車の量が多く、我先にというドミニカ人の運転ですからひどい交通渋滞でした。
 話によると某婦人はご主人にワイシャツを2枚プレゼントし、ご主人からはダイヤの指輪を贈られたとか。
 某知人は、好きな物が買えるように、最近は奥さんにお金を贈っているとのことでした。(ドミニカで結婚するといいなあ)

 ところで、時の経つのは早いもの。来週には任期終了です。
 この3年間ドミニカのことを十分にお伝えできたとは思いませんが、ご愛読ありがとうございました。
 宮崎着は3月半ばになるかと思います。また宮崎でお会いしましょう。
今後共どうぞよろしく!

坂元 淑子 


シェフ岡部のスペイン料理講座 その10
Chunpiniunes a la planchu/マッシュルームの鉄板焼き

マドリを中心としたカステージや、レオン地方の料理シンプルな料理ではあるが、マッシュルームから出る汁とハモンセラーノが絡み合いとてもジューシー。白、赤、どちらのvinoとも良く合い、品のよいtupu(つまみ)である。

■ 材料

  • 生マッシュルーム 8個
  • 生ハム 15g<
  • にんにく 1/2個
  • ペレヒル(イタリアンパセリ)、他にオリブオイル、塩

■ 作り方

  1. マッシュルームは石づきを取り、みじん切りしたハモンセラーノをつめておく、にんにくは薄くスライス
  2. パエジェラヌはフライパンにオリーブオイルを底全体にたっぷりと入れ、弱火で少し熱し、スライスしたにんにくを入れマッシュルームを並び入れ、塩とパセリをふり蒸し焼きにする。
  3. 5分くらいするとマッシュルームのかさの中に汁がにじんできたら焼き上がり。
  4. * マッシュルームは新鮮なものを使う。古くなると汁が出なくジューシーに食せない。 

レスタウランテ「アランブラ」
オーナー 岡部公英
〒299-28 千葉県鴨川市仲町239-1/TEL04709-2-9946

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