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junio 1998
Vol. 15
  1. 第4回バモス総会報告
  2. ペルーの歴史と
     生々しいペルー情勢をスペイン語で聞く会

  3. 連載「私のスペイン」その5 村島美智代
  4. スペイン大使館撮影日誌 中島健
  5. 情報コーナー

1998年6月発行
発行責任者:萱嶋太郎
編集/文責/翻訳:姫野幸司
広 報:田島グロリア・佐々木亨
発行所:宮崎イベロアメリカ国際交流協

第4回バモス総会報告
< 昨年度事業・行事 >

  • 1月:宮崎地区新年会(姫野宅)参加者20名
  • 3月:総会(中央公民館)、懇親会(エルパンチョ)
  • 4月:ロコポコフィエスタ(ウエンディ・レイナルダをまじえて)
    参加者12名
  • 5月:第4回バモス野外会員交流会(新富町の茶園にて)参加者50名
  • 9月:バモスグアテマラ学校運営交流委員会第1回会合
    大工町ロイヤルホストにて
  • 11月:第4回イベロアメリカフィエスタ(佐土原町石崎浜荘広場)参加者80名
  • 12月:宮崎地区忘年会(姫野宅)参加者20名
  • スペイン語勉強会
    第2,4木曜日→中級クラス
    第2,4金曜日→上級クラス
    会報発行:2月、5月、10月

< 各団体への会合出席 >

  • 2月:県内各国際交流団体研修会および懇親会(主催:県国際交流協会)場所:ホテルプラザ、出席:萱嶋、佐佐木、姫野
  • 3月:ミニダボス国際会議知事主催歓迎レセプション
    場所:ホテルオーシャン国際会議場、出席:姫野
  • 6月:宮崎市国際交流協会総会および懇親会 出席者:姫野
    場所:宮崎市観光ホテル
    4月同協会へ団体会員として加入(年会費1万円)
  • 9月:スペインナショナルフィエスタ(主催:スペイン大使館)
    場所:スペイン大使館(六本木)、出席:中島(関東支部長)
  • 10月:宮崎県海外青年協力会発足式および懇親会
    出席者:萱嶋、佐佐木
    スペイン、アスナール首相訪日歓迎レセプション(スペイン大使館主催)
    場所:スペイン大使館(東京都港区六本木)、出席:姫野

< 国際交流センターからの問い合わせ >

  • 中南米音楽の楽器が弾ける人はいるかなど、スペイン語を習いたい、スペイン旅行をしたいので情報をなど

1997年度バモス会計報告

<< 収入の部 >>
会費: 2,000円×68 = 136,000円
前年度会費納入: 2,000円×5 =  10,000円
前年度繰越金: 66,526円
寄付: 80,000円
50,000円
20,000円
利息: 63円
合計:

362,589円

<< 支出の部(消費税込) >>
通信費
切手代および葉書代: 100,685円
電話代: 25,569円
小計: 126,254円
消耗費
事務用品・コピー用紙代等: 29,139円
コピー代・会報印刷代: 44,407円
小計: 73,546円
イベントおよび総会会場使用料: 5,230円
交流費: 29,235円
バモス備品購入: 8,784円
旅費交通費:
支部活動費(関東/スペイン支部): 20,000円
総 計: 98,070円
上記の通り、会計報告に間違いありません。
1998年度予算案
* 収 入
前年度繰越金 98,070円
会費納入予定額
(全員納入した場合)
2000×95 = 190,000円
寄付/ワイン 20,000円
/フィエスタの残 20,520円
/バモスグッズ 40,000円
/寄付 40,000円
計: 408,590円
* 支出
通信費 130,000円
切手代および葉書代

電話・ファックス(国内外)

消耗費 80,000円
事務用品

コピーおよび印刷

その他
フィエスタ 20,000円
交流費 20,000円
国際交流協会年会費 10,000円
予備費 148,590円


ペルーの歴史と生々しいペルー情勢をスペイン語で聞く会<
日 時:2月28日(土)午後8時〜9時30分
場 所:旅館「さつま荘」51-4488/中村町交差点付近
講 師:カルロス・ウアルガス・カセダ

 2月、ペルー情勢をスペイン語で聞く会を上記の会を開きました。
 佐土原工業団地の土木作業(防水工事)のために宮崎に滞在しているペルー人の話し相手がいないかとの相談が県の国際交流センターから事務局にありました。急遽、宮崎地区のバモス会員に呼びかけました。出身はペルー北部のトルヒーリョ。正式な保健証やビザ、労働許可書を所持しています。奥さんが日系だそうです。妻と3人の子供は本国。一番下の子供は大学で考古学を勉強しているそうです。非常に教養のある方で、ぺルーの歴史、遺跡、軍隊内部の様子、先日早大の学生さん殺害された理由など詳細に語ってくれました。ペルーではインカの遺跡の発掘作業にも関わり、マチュピチなどの遺跡については相当な知識をもっているようでした。

 宮崎国際大学で英語を教えていらっしゃる会員のシモンズさんも駆け付けました。


連載「私のスペイン」その5
村島 美智代 

 今回も前回と引き続き、コルドバでのお話し。前回紹介した様に、コルドバに行くと大変お世話になる友人がいる。
 今回はその友人であるアナの家にいった時の話しを書こうと思います。
 彼女の家でお昼をよばれていた時、彼女から『夕方、両親と姉夫婦皆が集まり、母と一番上の姉のお祝いがあるの。美智代も来てね。』っと招待を受けた。私はてっきり誕生日なのだと思い、夕方お花を買い彼女の家へいった。
 家の中へ入ると部屋にはケーキやお花が飾られていて、幼い子供達が走りまわっている。よく聞いてみるとスペインでは、〔南部だけの風習かもしれませんが・・・〕たとえばカルメンさんの日、といった具合に人の名前の日がある。〔人の名前は主に聖人の名前からとる事が多いので、その聖人の日といった方がわかりやすいですね。〕そしてその日を家族で祝うらしいのだ。アナのお母さんと長女のお姉さんは、カルメンさんと言いこの日はカルメンさんの日だった。又予ねてから不思議に思っていた父と息子、母と娘でよく同じ名前が多い事に質問してみた。すると『スペインでは長女は母親の、長男は父親の名前をつけるのが一般かな・・・。』っと答えが返ってきた。その理由を知りたかったが、どうも私の語学力では無理があり、それ以上聞けなかった。
 ともあれ、家族がそれぞれ離れて独立した家庭を持っていても、こうして集まってお祝いをするのだから、とても素敵な習慣だと思う。家族の絆をとても大切にするのだとつくずく感じ、暖かい団欒の中で時間がすぎた。


スペイン大使館撮影日誌
中島 健

 「急ぎで済みませんが絵画を撮って欲しいんですけれど・・」と、スペイン大使館の武者(ムシャ)さんから電話。

 政府主催による、あるスペインの画家の絵画展が本国であり、日本のスペイン大使館に掲げてある彼の作品も紹介するからその写真を撮って欲しいとの事。
 後々のバモスとの事もあるし、何よりも美人の武者さんに会えるので快諾して助手と一緒に一路郷愁のスペイン大使館へ!

  壁に掲げてる額をハズして撮りやすい場所でと思っていたらサイズが2m四方もあるからそのままの状態で撮影。場所は、なんとスペイン大使の執務室。本国ならドン・カルロスかゴンサーレス(あ、今は違いましたね)が座っていたであろうと云う部屋。

 大使から、撮影にどのくらいかかるかと聞かれて、1時間から1時間半と答えたらあまり良い表情じゃなかったので、1時間以内に撮るから、部屋を自由に使わせてくれと言ったらOKが出て、大使館備え付けの葉巻をくわえながらの撮影。
 大使秘書の美女カルメンが、私が大使の葉巻を盗まないようにずっと付き添っていてくれた(うそうそ)。

 武者さんと初めて会ったのは姫野さんと一緒に大使館に訪れた一昨年。
 大使館レベルでみればそれほど大きくない団体のバモスだが、彼女が持っていた書類には急場しのぎで作った当時の私の名刺がクリップで止めてあり、改めて彼女の仕事に対する姿勢を見せてもらった。

ついでにスペイン大使に拙写真集「MY COMPANY」を贈呈した。

ペラペラめくっている大使は
「!Qué bonitos!」
「¿Hay ambiente español en mi libro?」
「Si,si,si...¡auténtico!」
お世辞だって嬉しいなぁ。

うららかな春の気配の風にラテンの香り漂う、ある日の港区六本木界隈。


情報コーナー
<その1> バモス会員の杉谷敬子さんからの情報:

熊本で、「Grupo Efont~a(グルポ・エスパーニャ)」が発足されました。湯の児スペイン村の福田ワイナイリーを中心に、フラメンコ・グループが集まり、結成したようです。フラメンコギターの魅力を普及するそうです。熊本市には「タパス」というスペイン料理店があるようです。宮崎にもバモスの会員が集えるスペイン料理、スペイン式本格的な「バル」が欲しいところ。
今後の主なイベントは下記の通り

  • セビジャーナス&サルサパーティ(6月14日)
  • フラメンコ・ライブ(7月23日)
  • 湯の児スペイン祭り(8月6日〜8月8日)

<その2> メキシコ大使館商務部より:
 メキシコ大使館商務部より、1998年度商工年鑑が届きました。将来的に同国の企業と取引をお考えになられている会社経営者および自営業者の方、ご利用ください。

<その3>

● スペインのサラマンカの語学学校から語学留学案内が届いております。
 E-mail: Chismu@iponet.es
 web: http://www.iponet.es/chismu
 Tef:(923)212055/Fax:(923)271418
 詳細は事務局まで

● スペインのマドリッドの語学学校 から語学留学案内が届いております。
 日本語版のパンフレットもありますので希望者は事務局まで。
 Tef:521-8275/Fax:531-4948
 E-mail:eureka@eureka-madrid.com
 Internet:http://www.eureka-madrid.com

<その4> プロの観光ガイドをします:
 スペインのマドリッド在住の会員、岩田泰子さんが、バモス会員にはファミリー料金でガイドをするそうです。スペインへ個人旅行をしたいが、言葉の問題で躊躇している、不安がある方、宮崎市出身の岩田さんのきめ細やかなガイドを利用してみませんか?日本からのテレビ取材班のガイド、一般観光ガイドなどガイド経験は豊富です。特に、ツアーでは経験できない旅ができますよ。スペインの良さは田舎旅行にあります。 

<その5>“楽しい草刈りフィエスタ”

● ライフのパンの山路さんからの案内/水源の森づくりをすすめる市民の会
 草刈りが面白い!作業後の水とビールがうまい!!*現地でパエリャを作るかもしれませんよ(^^)(^^)(^^)
 「わくわくの森の草刈り」わくわくの森について:山之口町青井岳国有林約1ヘクタールを80年間の分収造林契約を結んで「水源の森」としました。昨年3月植樹しました。

  • 日 時:7月12(日)午前9時、現地集合
  • 場 所:高岡町去川山下(林道)
  • 高岡の梁川キャンプ場へいく道には入らない。
  • 作 業:午前9時〜11時
  • 用 具:両手せん定ハサミ、ナタ、カマなど
  • 服 装:長靴(ゴム長)、軍手、革手袋
  • その他:弁当、水筒、傘
  • 申込先:水源の森づくりをすすめる市民の会事務局
    0985-29-2548 宮崎市清水1-14-20
    詳細は上記の事務局へ
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