台湾短期留学滞在記
12/23 予告、清湯麺 
12/23 冬至 
12/23 マイソルト 
12/23 乾麺 
12/22 21日 
12/21 四十四 
12/20  
12/20 クリパ 
12/18 パーティ〜 
12/18 寒波襲来 
12/18 食べられません〜。 
12/18 記憶方法 
12/17 サンドイッチ 
12/16 ナビダ〜 
12/16 ア〜エ〜 
12/15 カレー 
12/15 ガイジンの英語 
12/15 コンビニでバスカード 
12/14 米酒 
12/14 寿司 
12/13 チガイマ〜ス 
12/13  
12/12 eBay 
12/11 無敵なる電子辞書 
12/11 朋友 
12/10 注音符号 
12/09  
12/08 ラーメン 
12/08 発音記号 
12/07 バス 
【 寿司 】 2009.12.14 9:30

 バスを乗り継いで南屯というところにある旧市街地を見に行った時、無意識に体が回転寿司屋に向かってしまった。
 薄いビニールの手袋で寿司を作っているのとそれぞれの皿に透明カップで保護されている以外、日本の家族向けスタイルのと全く同じ。

 訳の分からないネタが回っているのも日本と同じで、向こう側の家族連れの子供が美味しそうに食べている。回転寿司は寿司屋ではなくファミレスなんだと思う。

 全てが日本と同じで、日本茶のティーパックを入れた大き目な湯飲みに熱い湯を入れる。醤油も日本のだ(涙)。
 開かずの踏み切りのように、フルーツ皿とマヨネーズたっぷりの握り皿が限りなく目の前を通り過ぎる中、やっとタコを見つけて取る。
 すげー美味いんだけど、わさびが入っていない。
 「わさびって何て言うんだ?」と思っていたら小さな入れ物に入ったワサビがこれまた流れてきた。味はあのさわびで、感動で涙、効き過ぎて再び涙。

 約20日振りの、お茶、醤油、ワサビ・・日本人だなぁ!的ナショナリズムを痛感しながら、一人格闘風にむさぼり喰う。
 大目にワサビを付けて食べる度に「おお、きたーッ!」などと言いながらお茶をガブガブ飲みまくり、店員から変なガイジンに見られていただろう。

 しかし、待てどくらせど、マグロ、鯛などのメインディッシュ風皿が全然流れて来ない。
 周りの客を見ると小さなメニューを見ながら後ろの店員に指示をしている。あ、なるほど、確かに目の前にメニューがあった。マグロ、鯛、しめサバ・・・あれ、何て言うの?
 店員を呼んでメニューを指して「チャカ、チャカ、チャカ、チャカ(これとこれとあれとこれ・・)」。

 子供が食べるように、やたら醤油をビチャビチャ付けまくって食べている私がいた。誰もいなかったら醤油皿をなめていただろう。

 時計を見たら12時過ぎ、ぞろぞろ客がやってきてほぼ満席状態。
 醤油は日本のでお茶には砂糖が入っていない、かつ酸っぱい米なんて台湾人は食べないと思っていたら、意外と好きなンですな。

 全て一皿30元(83円)、七皿食べて210元(580円)。
 お店を出た時の気分は、銭湯から出た時と同じようなさっぱり感と充実感があった。風俗店から出た時も同様かな。

 1食600円なんて日本では普通で毎日食べても問題ない値段だけど、どうしても1食「200」元という価格単位にひっかかってしまう。貧乏性なんだろうな。



1 2 3 4 5