【 21日 】 2009.12.22 1:40 おお、台中に来て3週間が過ぎたよ。
授業では学校指定の教本で、発音とヒアリングを少しでも良くしたいと言ったら、上と下の「上」を先に買わされた。
内容は日本で1年やってきたことばかりなのであまりやることがなく、先生との会話で出てきた言い回しや単語をチョロチョロとメモをして覚えているだけ。
来週最終章の12課が終わり、ほぼ年明けから「下」。
街に出て会話をすれば言っている事が違う前に、全然発音違うじゃねーかっ?
教本付属のCDをを聞いてみると全然分からない。とりわけ男性のは分かるが女性のがチンコプンカンプン。本性的に女性が嫌いなのか、と思うくらい分からない。
「上」の8課ぐらいまでは聞いて分かるけど9課以降になると「ちゃんと発音しろよ!」と毎回モニターに叫んでいる。
延々に同じところを繰り返し、音量を大きくすれば少しは分かるかなと意味のないことをしてやっているので隣の部屋の台湾人達にはかなり近所迷惑をしているのかもしれない。
苦情が出るまで没問題〜。
文章はあるのだが見ないで分かるまで聞いている。
女性の発音で、いきなり「イジョジョジョニィエェ・・」・・・イジョジョジョ?どこか痛いのか?それともションベンか?
「1999年」は「イィジォウジォウジォウニェン」または「イィチョウチョウチョウニェン」、それを早く言うと「イジョジョジョニィエェ」。
あのさー、この教本、入門風の「上」だよね。あにを考えて発音しちょるんだ。
「彼の家」は「タァダッジィァ(ta de jia)」、これが「タダジャ〜」、なんだこれ?
誰に喋っているか分からないCDなんて、ちっとも役に立たない。直接、俺サマに言えってさ。
最近飲み続けていたら慣れてきたのかおいしく感じるようになった台湾ウイスキー「金ラベル」。
飲んでいて喉が渇いたからフロントで売っている10元(25円)のペットボトルを買いに行ったら、若いあんちゃんが「済みません、調べたのだけど良く分かりませんでしたぁ」
「何のこと〜?」
「近所で酒が飲める場所です。この間、聞きましたよねぇ」
「あぁ、ありがとう!でも、やっぱないんだ。ふーん、同じアジア人で日本人は良く飲むから、台湾人も同じかな、と思ったけど、いろいろあるんだね。
ところで「台南但子麺」というお店知っている?チェーン店で台北にもあって、なんと台中にもあるんだけど。Novaの下の方だけど。
「へ?どんな字を書くのですか」あぁ、私の発音イマイチだぁ。
記してみると「あ、台南じゃないけど但子麺というのは近くにありますよ」
「あ、ホント、歩いて何分?」
「うーん、バイクで5分弱だから・・」
「バイクで5分じゃ、歩くと結構あるんじゃないの?ちょっと地図書いてよ」
彼の地図を見て、近いじゃん!
「清麺ある?」
「あ、ありますよ!良く知っていますね」
「台北で良く食べていたよ。で、何時まで開いているの?」
「少なくとも10時ぐらいまでは開いていますよ」
「あ、じゃ、酒があるじゃん〜。明日行ってみるよ」
部屋に戻って改めて彼の書いた地図を見ていると、こういう会話は多少困難はあっても通じるだけどなぁ。
会話の内容が限定されているとなんとなく分かる・・ま、2ヶ月の短期留学なんてこんなもんでしょ。